2021年1月28日木曜日

『果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?』(ロバート・H・ラスティグ)

『果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?』(ロバート・H・ラスティグ)

『果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?』(ロバート・H・ラスティグ)を読んだ。

 効果的なダイエット法は、甘い飲物の原則排除(果物は身体にいいのに、なんと天然果汁はよくない)。あと、小腹が空いたらナッツ。

 ブドウ糖(米などから摂取)と異なり、果糖(主に砂糖から摂取)はアルコールと同じく肝臓でしか分解されないため、処理限界を超えがち。超えるとインスリンの効きが弱まります。すると脳は飢餓状態とみなして、活動量を減らし、脂肪を貯めます。つまり果糖が多すぎると、なんということでしょう、太っても太っても飢餓状態。肥満は意思が弱いというより、バランスの崩れなのです。