先日、みんなの尼崎大学サマーセミナーで、「本の新しい選び方」を開催しました! 6名の方に参加いただきました。
セミナーのテーマは、「本の実力からではなく、自分の興味のほうから本を探す」。
本屋に行く、面白そうな本がある、買って読む、やっぱり面白い。こういった選書眼に達しておられる方も多いでしょう。
しかしこれだけでは、やや受動的・消費者的といえましょう。さらなる読書の快楽を得るなら、こちらから能動的に探しに行こうと。
「本の新しい選び方」をごく簡単に説明すると、自分が知りたい事柄のキーワードから、ネット上の書評情報を検索して、本を選ぶというものです。
この方法なら、まともな本を選ぶことと、自分の関心のほうから選ぶこととを、両立できます。
当日は、スマートフォンでできる簡易版の検索を実践いただきました。探した本は、参加者からいただいたお題で二つ、「読んだ本を忘れないための本」と、「西洋の巡礼についての本」です。
この二つのテーマについて、私の「本の新しい選び方」で選んだ本は次のとおりです。全冊、信頼できる評者の推薦つきです。
【読んだ本を忘れないための本】
【西洋の巡礼についての本】
Google Chromeのすごく便利な拡張機能、「OneTab」を使っています。
参加者からいただいた感想は次のとおりです。
「本の実力からではなく、という考え方自体が面白かったです」
「面白い本を書いた人が推薦する本は面白いだろう、なるほどです」
「いろんな検索を実践してみます。読書が楽しみになりました」
参加者の皆様、ありがとうございました!